『とと姉ちゃん』102話 あらすじ・感想 ~広告掲載を知り会社を去る花山~

とと姉ちゃん 第102話 第17週 「常子、花山と断絶する」 ~広告掲載を知り会社を去る花山~



 あらすじ

なんとか経営難を乗り切るため、常子は花山に秘密にしたまま雑誌に広告を載せる決断をしました。

一方花山は、次号のめだま企画を模索していましたが、美子と訪れた闇市で見たパン屋をヒントに、新しい小麦を使った料理を特集することを思いつきます。

会社に戻った花山は、徹夜で小麦の料理に関して調べていました。

そこに、新しく出来上がった雑誌とともに常子たちが出社、花山に広告を掲載したことを告白しました。

それを聞いた花山は激怒。

常子の説明にも一切耳を貸さず、「もはや同じ方向を向いて雑誌を作っていくことはできない。世話になった。」

そう言って花山は荷物をまとめて事務所を後にしました。


花山のいなくなった事務所で、次号の企画を考える常子たちに、美子は花山抜きでは企画を考えるのは無理だと言い放ちました。


帰宅した花山を迎えた妻・三枝子は、あれだけの決意をもっていたのに本当にそれでいいのかと花山に問いかけますが、花山は、だからこそこうするしかなかったのだと胸の内を語りました。


一人で帰宅した美子から、花山が会社を辞めてしまったことを聞いた君子は、花山と常子が話し合うきっかけがあればよいのではないか、ともらします。

それを聞いた美子は、次号の企画を花山が考えていた新しい小麦料理にすることを思いつきます。

さっそく常子にこの案を、自分が思いついた企画として提案、常子をはじめ皆がすごい企画だと絶賛し、即採用となりました。


一方花山は、新しい勤め先を探し始めるのでした。




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 感想


恐れていたことが起こってしまいました。

雑誌の最新号に広告を載せたことを、花山さんに事後報告した常子ちゃん。

花山さんに汚いやり口だと言われ、怒りを買ってしまいます。

広告を載せることで、読者のための記事に制約がうまれるかもしれないという花山さんに、常子ちゃんは必死に記事内容には口出ししない約束をしたと説明しますが、花山さんは一言「甘いよ。」

広告を載せないということは進退をかけるほど重要だったという花山さんと、雑誌は何も変わっていないのに広告掲載を拒む花山さんの気持ちが理解できない常子ちゃん。

編集長として長年のキャリアをもつ花山さんには広告掲載後のビジョンが見えていますが、経験不足の常子ちゃんにはそれがまだ見えません。

花山さんにはもう少し言葉を重ねて常子ちゃんに説明してあげてほしかった。

「金のために魂を売るのか。」という言葉を常子ちゃんに突き付けた花山さん。

「編集長は、往々にして気難しくて誇り高いもの」との、谷社長の言葉が思い出されます。

社員を守ることを第一に考えてしまった常子ちゃんと、読者に本当に役に立つ雑誌を作ることを第一に考える花山さん。

社長と編集長という立場の違いから生まれたすれ違い、修復することはできるのでしょうか。

「たとえ1ページの広告掲載であっても、それが命取りになる。」という、花山さんの予言めいた言葉に波乱が起きなければいいのですが・・・

個人的には、あの盆栽をいじっていた料理学校の袴田校長先生、どうにも怪しいと気になります・・・(-.-)



花山さんを尊敬してやまない美っちゃん、闇市でお気に入りの鉛筆を探していたことも忘れて会社に飛んで帰った花山さんの代わりに、使い心地のよさそうな鉛筆を探し出していました。

「きっと喜んでくださるはずです。」という美っちゃん、この時は鉛筆を渡す間もなく花山さんが出て行ってしまうとは夢にも思っていなかったでしょう。

そんな美っちゃん、背を向け合った花山さんと常子ちゃんがもう一度話し合うきっかけを作るべく、次号の企画を花山さんがひらめいた小麦粉レシピを自分の案として提案します。

美っちゃんの、花山さんに戻ってきてほしいというまっすぐな気持ちは届くのか、来週のお話の展開が気になります。


そして、甲東出版の五反田さんが、会社の吸収合併を機に、作家としての道を歩むことを決心しました。

ロマンチックな物語を書くという五反田さん。

いずれ、常子ちゃんの雑誌にも掲載されることがあるのでしょうか(^^)

五反田さん曰く、「花山さんもわからずやではない。誠意をもって伝えればきっとわかってくれる。」

美っちゃんの作戦がうまくいき、もう一度二人が心を割って話し合えることを願います。




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